講座カリキュラムと料金
キャリアコンサルタント養成講習「GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム」の講座カリキュラムや料金についてご案内します。
講座カリキュラム
GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムは、厚生労働省が「キャリアコンサルタント養成講習」の基準として定める科目と範囲に応じ、定められた時間数である150時間以上の時間で編成されたカリキュラムです。
同時に、GCDFの資格者養成プログラムとして米国CCE,Incが認定するカリキュラムでもあります。
全12回の講義を通学またはオンライン(Zoomミーティングを使用)で行います(講義のほかにホームワークがあります)。
キャリア支援に関わる専門家として「現場で今必要とされる幅広い知識と実践的なスキル」を、理解しやすいステップで学べることが特長です。
基盤を 学習する | 第1回個人のキャリアとキャリアカウンセラーの役割理解 |
---|---|
GCDFコンピテンシーやクライアント(相談者)にとっての役割、キャリアの捉え方について学びます | |
基礎力を 固める | 第2回カウンセリング実技 (カウンセリングの基礎を理解し、クライアントの気持ちに気づく) |
カウンセリングの定義・理論・プロセスとカウンセラーとしての基本的態度を紙上応答等の実習や映像教材で学びます | |
第3回カウンセリング実技 (カウンセリング関係を深めるカウンセラーの応答を理解する) | |
クライアント役スタッフや受講者同士のロールプレイングの実践を中心にクライアントとの関わり方を学びます | |
第4回キャリア発達の理論モデル | |
キャリアに関する理論(発達論的アプローチ・構造的アプローチ)を体験的に学習します | |
第5回カウンセリング実技 (カウンセリングプロセスの中での関係構築の意味を理解する) | |
映像教材の視聴やロールプレイングの実践・振返りを通じてクライアントとの信頼関係を深める意味を理解します | |
第6回キャリアの意思決定と行動を支援する | |
キャリアに関する理論(社会的学習理論アプローチ・意思決定論的アプローチ)を体験的に学習します | |
第7回カウンセリング実技 (カウンセリング関係を深めるための自分の課題を理解し、実行できるようになる) | |
自身が作成したカウンセリング逐語をもとに小グループ単位で専門講師との逐語指導を個別に受けながら学習します |
|
実践力を 高める | 第8回法規・倫理・人事管理の理解 |
労働に関する法律と人事管理の基礎、GCDFとして守るべき倫理基準や任務範囲に関する問題への対処法を学びます | |
第9回カウンセリング実技 (クライアント視点・カウンセラー視点の理解を通して、問題把握の基礎を掴む) | |
映像教材の視聴や、相談者役とのロールプレイングを中心に、クライアントの問題を把握するための視点を学びます | |
第10回カウンセリング実技 (クライアントが訴えている問題を理解し、カウンセラーとして把握した問題を言えるようになる) | |
カウンセリング理論の復習テストや実技試験形式でのロールプレイングの実践を通じて、自身の課題を明確にします | |
第11回クライアントの就業活動支援 | |
クライアント支援のための労働市場・職業情報、就職活動の基礎、各種プログラムの提供方法を体験学習を通じて学びます | |
習熟度を 確かめる | 第12回ケースマネジメントとCDP |
これまでの学習を踏まえ、ケースマネジメントとCDPについて学習します。総合確認テスト・解説も実施します |
- 12日間の通学またはオンラインによる講義中心のプログラム *総学習時間:150時間/通学・オンラインの講義96時間+ホームワーク54時間
- アクティビティ(体験学習)が80%以上、理解しやすい講義進行
- 少人数(1クラス15名程度)のコース担任制
- カウンセリング実技6日間(キャリアカウンセリング協会認定のカウンセリング専門講師による個別の逐語指導・クライアント役とのロールプレイングの機会あり)
- 専門家によるWEB学習教材も充実
- VPI職業興味検査、OSI職業ストレス検査、カードソート、ワークシート類の活用等、各種心理検査やキャリア支援ツールについても講義で体験的に学習
- 労働法令、労働市場情報、人事労務管理の基礎知識の習得可能
- 講義で使用するテキスト以外にキャリアの専門家としての学習を補完する副読本(参考書籍)も配布
\お申込みは開講4日前まで!先着順で受付中/
開講スケジュールを見る
テキスト・教材
テキスト・教材は、「GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム」の学習効果を最大限に高められるよう設計したものをご提供しています。
教材のひとつ「GCDF学習軌跡シート」は、受講者それぞれが各回で学んだこと・気づいたこと、疑問が残ることなどを言葉に表して(記入)いただき、担当講師が内容を確認するものとなります。
キャリアカウンセリングは「カウンセラーとクライアントとの深い関わり合いによって、互いに学びを深め合い、成長していくプロセス」です。それをふまえ、「GCDF学習軌跡シート」は「学びの場における受講者同士の関わり合い・学び合い、相互成長のプロセスの軌跡を体験し、その意味を自ら見つめ、可視化していく」ためのツールとして設計しています。そのため、受講者がお互いに記入内容を見ることができるようにしています。
「全12回の講義を通して共に学んだ仲間との関わりが深まり、自身の学びも深まっていった軌跡」を辿ることによって、さらに大きな学びが得られることでしょう。
なお、テキスト・教材は第1回講義日の前にご自宅等にお送りします(テキスト・教材代および送料は受講料に含まれます)。
主なテキスト・教材
- 「テキストブック1・2・3・EX」(B5版/4冊)
- 「アクティビティシート1・2、別冊1・2」(A4版/4冊)
- 「GCDF学習軌跡シート」(Googleドライブ上のファイル)
- 「新版キャリアの心理学」(単行本/ナカニシヤ出版)
- 「人事管理入門」(新書/日本経済新聞出版社)
- 「キャリアコンサルティング関連情報集」(A4版/キャリアコンサルティング協議会)
- 「VPI職業興味検査」(日本文化科学社)
- 「OSI職業ストレス検査」(雇用問題研究会)
- 他各種オリジナル資料
ホームワーク
本プログラムでは、実践的な内容を理解するためにホームワークを設定しています。キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーとして必要なコンピテンシー(能力要件)を身につけるためのもので、米国CCE,Inc.認定の「GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム」150時間修了の条件にもなっています。第1回から第12回までの各回終了後に0.5時間から3時間程度、テキストや副読本の通読、WEB学習の視聴を合わせて54時間のホームワークがあります。
主なホームワーク
- テキストブックの該当部分精読
- 副読本の通読
- 逐語記録の作成
- 録音したロールプレイの聞き直し
- 職務経歴書の作成
- WEB学習の視聴
労働政策の変遷とキャリアコンサルティング行政の方向性
労働関連法と社会保険・社会保障関連
キャリア教育
ストレスマネジメントとメンタルヘルス
ジョブカード制度(厚生労働省指定映像教材)
受講料と受講期間
・当プログラムは、CCA会員割引適用対象外となります。あらかじめご了承ください。
【関連記事】
キャリアコンサルタントになるためにかかる費用を解説
お支払い方法
クレジットカード、銀行振込、当協会と三井住友カード株式会社の提携による「C-Web学費ローン」(分割払い・月18,182円より、最大24回)
専門実践教育訓練給付金
個人でお申込みの方で、教育訓練給付金の支給資格者の方はハローワークへの教育訓練給付金利用申請により受講修了後給付金の支給を受けることができます。
受講期間
- 3ヶ月間(毎週1回ペース)
- 5ヶ月間(隔週1回ペース)
開講スケジュール
キャリアコンサルタント資格取得までにかかる期間と合格率
GCDF-Japanに関するお問い合わせ
キャリアコンサルタント養成講習「GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム」に関するご質問・ご要望等はお問い合わせフォームをご利用ください。お電話でも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
お電話によるお問い合わせ
受付時間:平日10:00~18:00
特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会
GCDF-Japan事務局