キャリアコンサルタント/キャリアカウンセラー
として活躍する
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キャリアコンサルタント/キャリアカウンセラーの
指導者(スーパーバイザー)として活躍する
スーパーバイザーとは
キャリアカウンセラーがクライアント(相談者)により良いキャリアカウンセリングができるようにする指導・教育者
キャリアカウンセラーが専門職(プロ)として活動し続けるには、キャリアカウンセラーとしての土台を確固たるものにし、継続的に専門的な教育(知的・実践的両面での学習プログラム)を受けて、獲得した知見・技術を定着させ、磨き続けていくことが不可欠です。そうした教育体制の一つに、スーパービジョン(キャリアカウンセラーとして必要な専門的知識・スキル・態度・姿勢を身に着けて向上させるための全人的教育)があります。スーパーバイザーはスーパービジョンを通してキャリアカウンセラーに専門的・教育的な介入を行う役割を担います。
キャリアカウンセリングの先進国である米国では、カウンセラー資格の認定要件や継続的学習としてスーパービジョンは必須のカリキュラムとされています。
※教育プログラムは、主として実際にキャリアカウンセリングを実施した際のケース記録を元に行なわれます。
活躍の場は
キャリアカウンセラーが活躍している現場での指導教育者(例)
その他
- 独立して個別にキャリアカウンセラーの指導・教育者として活躍
- 各キャリア支援システムのサポート役として活躍
スーパーバイザーが求められている背景
平成26年7月に厚生労働省から、平成36年度末までに標準レベル以上のキャリアコンサルタント(キャリアコンサルティング技能士を含む)を10万人養成するという計画が発表され、平成28年4月からは、標準レベル以上のキャリアコンサルタント資格が国家資格化されました。
これは、労働市場の構造変化等の下で能力水準が確保されたキャリアコンサルタントの需要が高まり、そのキャリアコンサルタントの資質保証のための政策上の取り組みと言えます。
このような動きの中で、今後は質の高い専門性を備えたキャリアコンサルタントを求めるニーズがこれまでにも増して高まっていくことでしょう。
それと同時に、質の高いキャリアコンサルタントを育成する指導者(スーパーバイザー)のニーズもまた、飛躍的に高まっていくことが予想されます。
国家資格キャリアコンサルタントの能力水準を保つために実務指導(スーパービジョン)の効果が期待され、スーパービジョンの普及及び受講が推奨されていることから、キャリアコンサルタントにスーパービジョンを行うスーパーバイザーの養成も急がれております。
キャリアコンサルティング研究会報告書 平成21年3月発表
「勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案要綱」の労働政策審議会に対する諮問及び同審議会からの答申について
スーパーバイザーになるには
キャリアカウンセリング協会(以下、CCA)では、いち早くこのスーパーバイザーを養成する必要性を認識し、平成20年に筑波大学との共同研究による「CCAスーパーバイザー養成・認定プログラム」を開発、以降、毎年開講しております。
このプログラムは、スーパービジョンを通してキャリアカウンセラーを指導するスーパーバイザーに必要な教育と、スーパーバイザー自身の質の確保のための認定試験で構成されています。認定試験合格後は「CCA認定スーパーバイザー」として活躍することができます。
このプログラムご受講後、1級キャリアコンサルティング技能士の資格を取得した方が多数いらっしゃいます。また1級キャリアコンサルティング技能士資格を取得された後、更なる研鑽を積みたいという理由でご受講される方もいらっしゃいます。
詳細は【CCA】スーパーバイザー養成・認定プログラムのページへ
スーパービジョンを体験するには
CCAでは「CCAスーパービジョンプログラム」全6回(1回2時間)をご用意しております。 スーパーバイザーを目指す前に、ご自身でスーパービジョンを体験してみませんか?