国家資格キャリアコンサルタント更新講習・GCDF-Japan継続学習

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  小倉広氏
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私たちキャリアコンサルタントが養成講習で学んだのはロジャーズによる来談者中心療法です。受容、共感、自己一致しながら傾聴する中で、クライエントが自己理解を深め、より良い意思決定ができるように援助するこの技法はあらゆるカウンセリング技法の基礎となるものです。しかし一方で、この技法でロジャーズが本当に伝えたかった真意は意外に知られていないようです。本セミナーでは、ロジャーズの生涯に渡る研究パートナーであったジェンドリンによるフォーカシング志向心理療法や、フロイトと袂を分かちロジャーズと同時代に活躍したパールズによるゲシュタルト療法などを用いて心理カウンセリング、セラピーを提供している公認心理師、ビジネス書作家の小倉広さんを講師にお招きし、実際の臨床現場における3つのケースで実際に使われたロジャーズ、ジェンドリン、パールズの理論や技法を解説していただきました。また、産業分野において広く活用されているコーチングやティーチングとカウンセリングの違いを端的に整理していただき、キャリアコンサルタントとして企業の最前線で活躍される皆さんの支援力向上のヒントを学びました。

ウェビナー受講者の声

• カウンセリングとコーチング、ティーチングの違いを分かりやすく、簡潔に教えていただき理解しやすかったです。また、ゲシュタルト療法について、どのようにカウンセリングが行われているか具体的に知ることができ色々な技法を知ることができ、大変興味深く勉強になりました。有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
• ゲシュタルト療法などテキストでしか知らなかったことを具体的に知ることができた。心理的なカウンセリングはどちらかというと触れてはいけない部分かとキャリアコンサルタント資格を取る際に感じていたが、きちんと学習をしていくことでこのように使えるのだということが貴重な学びとなった。また、最後におっしゃった企業の場でもっと生かしてほしいとおっしゃっていたのがとても印象的でした。
• 心理カウンセリングは以前から興味はあったが、なかなか学ぶ機会がなかったため、今回講習を受けることができてとてもいい機会になった。具体的な３事例を挙げてもらうことで、自分ならどうする？また心理カウンセリングとはこうゆうもの、というのを分かりやすく体感できた。普段キャリアコンサルタントが使っている技法とはやはり全く違うもので、より専門的な能力が必要だと感じた。またコーチングとティーチングも巷ではよくあるワードだが、カウンセリングとは違ったもので、よりキャリアコンサルティングが解決ではなく寄り添うことの重要性を感じた。

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